5255d075.jpg 1 名前:やるっきゃ騎士φ ★ 投稿日:2008/05/08(木) 12:19:26 ???
国の借金である日本国債の市場価格が急落している。安定的な金融資産の代名詞だったが、
サブプライム問題による金融不安で資金繰りに窮した外国人投資家らが国債売りに走って
いる。国内の投資家にも取引を控える動きが出て、今後の国債発行に支障をきたす恐れも
出ている。


東京債券市場で、国債のなかでも取引が多い10年物国債の金利は3月末に1.275%
だったが、4月25日には昨年11月以来の高金利となる1.645%に跳ね上がった。
5月7日も1.650%と高い水準だ。金利上昇は国債価格の下落を示し、「ほとんど
暴落と言える」(投資銀行の担当者)との見方もある。

急落のきっかけは、米証券大手ベアー・スターンズの3月中旬の経営破綻(はたん)だ。
同社傘下の投資ファンドがサブプライムで損失を被り、欧米金融機関が投資ファンド向けの
資金を一斉に引き揚げて、「資金繰りに困ったファンドが手持ちの日本国債を現金に換える
ために大量売却した」(外資系証券)という。国債価格の乱高下で多くの国内投資家が
損失を被ったとされる。


一時持ち直した国債価格は、4月後半の株価上昇で資金を国債から株式に移す投資家が増え、
再び下落基調となった。本来なら割安感から買い注文を入れる投資家が現れるはずだが、
多くの投資家は損失を被っており、取引を手控えた。国債の買い手はつかず、価格は下落の
一途だ。

国債がサブプライム問題で意外なもろさを見せたのは、市場で外国人投資家の存在感が増して
いることも背景にある。国債所有者の大半は国内の銀行・証券や生損保だが、外国人も
約7%。03年度末に比べ倍増した。年間売買高に占める比率は約26%に達し、国内勢より
取引が活発だ。

国債のなかでも市場金利によって利率が変わる「変動利付国債」や、消費者物価の変動に
合わせて元本が増減する「物価連動国債」は主な買い手の外国人が資金を引き揚げて人気が
急落。財務省幹部は「(ベアー社破綻があった)3月中旬に物価連動国債の入札があったら、
(買い手がつかずに)パニックになったかもしれない」と打ち明ける。

国債売りは、住宅ローン金利にも影響している。住宅金融支援機構が民間金融機関と連携した
長期固定住宅ローン「フラット35」の5月の適用金利は、返済期間21年以上で
2.950-3.550%と4カ月ぶりに上昇。金利水準は昨年10月以来の高さだ。

国債低迷が長引けば、すでに700兆円近くが発行された国債の今後の借り換えや新規発行が
難しくなりかねない。大和証券SMBCの末澤豪謙チーフストラテジストは「外国人の
国債保有が増え、国債市場も世界の金融市場の影響が避けられなくなった。今後は国内の
個人投資家を増やし、市場の厚みを増す必要がある」と話している。

ソースは
http://www.asahi.com/business/update/0508/TKY200805070213.html
“10年物国債金利の推移”というグラフは
http://www.asahi.com/business/update/0508/images/TKY200805070220.jpg
依頼を受けてたてました。


9 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:26:08 hJm4TA0R
金利上昇で景気悪くなるのかな
役人の給料国債にすればいいんでないか


18 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:31:51 BO7n+aZm
>>9
よけい売られるw
それで、あいつらの本質がわかるが、、、


19 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:32:35 2ed+XIkG
しかし、円高だっつーのに、株は低迷、国債も急落って、一体金はどこに消えているのかね。
日本には、貨幣のブラックホールでもあるんかい。


22 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:34:33 NXWkKiVG
>>19
円高だから、外人がドルベースで値上がりした株を売ったって掃除のおばちゃんが言ってた。



33 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:49:08 hJm4TA0R
>>19
企業が海外で稼いだ金も戻ってこないらしいね
低金利とか有望な投資先がないためだろう。
財政が硬直化して経済の停滞を招いてるのも原因だろう


34 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:49:23 trjfwpSH
>>19
マネーは、当然「原油」「穀物」「レアメタル」「ウラン」などの流れるんじゃね?


39 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:56:16 fGvbCN+O
>>1
これ、日本がどうこうじゃなくて、一番安全な日本国債すら売って
現金を確保しないといけないほど、サブプライムが危機的ってだけだろ?

なんか、トチ狂った分析な予感。


40 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 12:58:26 Y3pjr5jy
たかだか1.6%如きの金利の国債なんて、誰が買うんだよw
3%4%が世界にはゴロゴロあるんだぜ?
この先、先進国で一番インフレが見込まれてるのに、1.6%なんて考えられない。
10年ストリップ債なら最低でも3%は欲しい。


49 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 13:07:50 hJm4TA0R
>>40
金利が高い=リスクが高い


52 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 13:09:30 uuq8yxGR
日銀が国債を吐き出しているからダブついている典型的な

「自作自演」なんだが?

国債急落→こりゃ大変だ→緊急なんです緊急事態→増税やむなし論→マスゴミ容認
→消費税10%→日銀が国債買戻し→なんだったのあれ?


80 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 13:50:05 aYHHa/vX
またこそこそ日本株買ってるんだけどね>>外人


85 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 13:58:00 2ed+XIkG
>>80
そりゃ、円高だ不良債権だ国の借金だと、日本はずっと経済関連で暗い話題ばっかり
続いていたけど、その間もずっと経常収支も貿易収支も黒字のままで、常に海外からは
富を吸い上げ続けていたからな。
外人からみれば、安全な資産という意味では、日本株はもっていて損はないだろ。


84 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 13:55:59 vy2xTfjQ
ダウはアホらしいほど強いし
日経も欧州もアジアも堅調だし
サブプライム(笑)とか景気後退はどこいったんだか


86 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 13:58:27 6CQu88S8
>>84
その通り。
サブプライムはもう解決済なんだよw


96 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 14:09:42 L31m9DwH
そもそも長期金利高騰を抑える為にデフレ不況を維持した上で尚且つ財政を完全黒字化し
国債残高が安全な水準になるまでそれを50年、100年続けるなんて最初っから無理に決まってる。

しかも少子高齢化が進んで人口は減少してる。
とっとと見栄や外聞なんぞ金繰り捨ててこれをやれ。
米国が文句を言うんなら日本が保有してる米国債のチャラとバーター取引すりゃイイ。
米国がウンと言えば他の国も従うしかねえだろ。
さあやれ、今やれ、直ぐやれ。
日本が沈没する前に、国際金融資本に国丸ごと乗っ取られる前に。

国の借金が大変なら日銀が買い取れば良いと世界を代表するエコノミストが提言
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2008/02/post_f921.html

> 国債は「国の借金」だからいつか税金で返さねばならないという、馬鹿なことを言う人がい
>る。そういう方法では絶対に返せないし、返そうとすれば、日本経済は大恐慌に陥る。しか
>し、日銀が買い取れば、逆に日本経済の大躍進が始まる。海外の識者の声を紹介しよう。

●バーナンキFRB議長(ノーベル賞確実と言われている経済学者でデフレ問題の第一人者)
> 「日銀は国債の買い取りを増やして、減税あるいはその他の財政政策を行うべきだ。日銀
>の長期国債の保有額は発行済みの日銀券残高を限度とするという日銀の自主規制は撤廃
>するべきだ。」

●ローレンス・R・クライン (ノーベル賞を受賞した経済学者)
> 「私の提案は、通貨の膨張です。日銀は政府の借金(国債)を買い取るべきです。減税を
>やるとよい。しかし、このような財政政策と共に教育への投資も増やすべきだ。」

●ポール・サミュエルソン (ノーベル賞を受賞した経済学者)
>「3年間の新たな全面的な減税政策を実施するように提案する。今後も継続して行われる
>公共投資は、日銀が新たに増刷する円によって行われるべきだ。」
>(日銀が新たに増刷する円とは、日銀が長期国債を買い、それと引き替えに出て行くお金の
>こと)

> 2007年12月1日の静岡新聞に「消費税引き上げに反対」というタイトルでサミュエルソン
>氏が提案を寄せている。提案の前半は日本のデフレが危険なキャリー・トレードを出現させ
>ていると指摘し、後半は「日本の与野党、政府機関、そして有権者は、1990年以降の長い
>眠りから覚める必要がある。もし日本の企業と家庭がカネを使わなければ、景気を刺激し、
>同時に日本の美しい国土の生態環境を改善し、優秀な大学をさらに充実させる雇用創設の
>方法を他に求めなければならない。


190 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 16:33:54 L31m9DwH
そんなに金利高騰が怖いんなら日銀法改正して買い取らせれば良いじゃないの。
名目成長率が低迷してんのに金利高騰されちゃたまんねえ〜。
痛みに耐えた甲斐がないw

なぜ財政赤字なのにインフレにならないか、国債は暴落しないのか
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2008/02/post_7d58.html
> 財務省は国債市場の安定化のために国債市場特別参加者制度というものを導入してい
>る。この制度に参加すれば、一定の規模の入札をしなければならなくなる代わりに、一定の
>優遇措置が受けられることになる。つまり確実に設けさせてやるから、絶対に国債を買い続
>けろと金融機関に命令している。マスコミは怖くて追求できないのだが、実はこういった制度
>により道路財源の無駄遣いの1万倍以上の膨大な無駄遣いが日常的に行われていること
>に注目していただきたい。この制度はイギリスの制度を真似たと言われている。しかし、本
>当に真似るならイギリスやアメリカが多額の国債を抱えていて日本の現状に似ていた頃の
>制度を取り入れるべきである。国が大量に国債を発行した際には、国債の暴落を防ぐため
>に中央銀行が国債価格支持政策(Pegging Operation)を採用した例がある。

> 例えば、アメリカにおいては、政府が低利の資金調達を継続して行うため、FRBに低金利
>誘導を要請、これを受けてFRBは1942年より国債価格支持政策を採用している。これに
>より短期国債は0.375%、長期国債は2.5%で買い支えるようにしており、1951年まで
>この政策は実施された。1940年代の後半から1960年代のイギリスでも中央銀行による
>国債を買い支える超低金利政策が取られている。

> 要するに、他国の例にならって、日銀が国債を買い支えればよいだけだ。そうすれば、そ
>れと引き替えにお金が出ていき、デフレ脱却が可能となるし、財政政策にも余裕がでてく
>る。そのお金は個人にも企業にも行くし、株価も上げ、年金積立金を運用で増やし、国債の
>暴落も防ぐことができる。もしインフレが行き過ぎたときは、増税をすれば一気に国の借金
>を返すことができる。増税をしなくても、インフレで給料が上がれば、国民の多くが「高所得
>者」になり、累進課税になっているから、税収の大幅アップは間違いない。地価の値上がり
>で固定資産税も上がる。国民は給料の上昇で可処分所得が上がり、購買力が増すし、国
>全体にお金が回るから、経済は活性化し成長は加速される。経済成長が加速するなら当
>然、円の信用は増す。


200 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 16:43:58 HpyDmkA2
銀行も国債比率を下げてるし
郵貯は預金残高が減っていて、国債の売り方になる
これまでは年金や郵貯銀行などの裏づけあるの国債消費をしていたので
インフレにもならずに発行してこれたが

これからは最後の手段である日銀引受を増やして対応するだろうが
それだけではインフレが深刻になるだろ


202 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 16:48:18 OUR8SJYA
>>200
そりゃ今まで国債の価値があがってたからな
これでまた流れが変わる可能性は十分にある


215 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:00:09 HpyDmkA2
>>202
インフレ懸念が大きくなってきているので
それにあわせて利率を上げていかないと引き受け手がいなくなる

利率を上げると財政負担が増すので、政府は日銀引受を増やして利率を低くしたい
そうなるとインフレ懸念が増大するので、さらに国債が民間に売れなくなる

そろそろインフレ無き国債発行は限界になりつつある

そもそも主権者たる国民が減税を叫んでいて国債を返す気など無いし


221 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:07:44 L31m9DwH
だけどどうして米国は長期金利気にせずに経済・財政政策出来るんだろう?
日本以上の大赤字なのにね。
不思議だ。
中や日や産油国がアホみたいに米国債買ってるから?

アメリカの国家財政は既に破たんしてる?
http://moneyzine.jp/article/detail/42407?p=2 >実は2007年11月アメリカの会計検査院はアメリカ政府の財政破綻宣言を行った。その内容
>は衝撃的なもので、「累積赤字が53兆ドルを突破しており、救済の可能性はゼロに等しい」
>というもの。正にアメリカという国家に対する死亡宣告にも等しいものになっている。アメリカ
>の国債や国際基軸通貨としてのドルが“紙くず”になる日が近いというわけだ。ところが、残
>念ながらブッシュ政権によって、この報告は見事なまでに無視されてしまっている。

【金融】米“貸し渋り”一段と深刻に:高所得者向けローン、62%の銀行が引き締め…学資ローンも金利引き上げ
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1210113350/ 【地域経済/米国】景気減速で自治体破綻 カリフォルニア州バレーホ市[08/05/08]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1210226055/


224 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:11:16 TTBjX7oM
>>221
> だけどどうして米国は長期金利気にせずに経済・財政政策出来るんだろう?
> 日本以上の大赤字なのにね。

渡辺ミッチーが言ってたではないか。
破産してもあっけらかーのかー。


225 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:12:05 fGvbCN+O
>>224
理由はもっと単純。

取立てられる奴が居ないから…だよ。w


226 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:13:26 JHVZNx7k
>>221
> だけどどうして米国は長期金利気にせずに経済・財政政策出来るんだろう?
> 日本以上の大赤字なのにね。

石油を牛耳ってるからでしょ。


228 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:15:38 JHVZNx7k
>取立てられる奴が居ないから…だよ。w

分かりやすいね。
経済理論だ、金融工学だ、バカを騙しまくる能書き云々以前に
結局は、軍事力、ですね。


229 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:18:40 RTvm1k4Q
アメリカが長期金利を気にせずに財政運営してるって認識自体が間違い


230 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/05/08(木) 17:19:13 2ed+XIkG
>>226
取り立てられないってのもあるが、貸せば貸した分消費してくれるってのもでかい。