IT・WEB

米国で自らの職業を「ニンジャ」と名乗る若者らが情報技術(IT)業界を中心に急増している。米国では、日本の忍者を主人公としたアニメが大ヒットしており、「クール(かっこいい)」な職種として認知度が高まっている。
忍術を使う日本の忍者とは関係がなく、ニンジャは高い技術を備え、困難な仕事を成し遂げる人の意味で使われているようだ。
ウォールストリート・ジャーナル紙によると、会員数6500万人のビジネスマン向け会員制交流サイト「リンクトイン」では、肩書をニンジャとする会員が約800人に達した。その多くはソフトウエアのプログラマーだが、業種は家具の引っ越しから顧客サービスまで広がっている。
同紙は、サンフランシスコの32歳の女性プログラマーを紹介。以前にITを紹介する仕事をしていた際には肩書を「伝道師」としていたが、最近はニンジャを名乗っているという。


2月4日発売の日経トレンディ3月号では、日本でもいよいよブレイクが近づく電子書籍ビジネスの全貌について詳細なリポートを掲載している。この業界で今、最も注目を浴びているのが、アマゾンの「kindle」とアップルの「iPad」という2つの“電子書籍端末”だ。
3月下旬から日本でも発売される「iPad」は、電子書籍市場の業界地図を塗り替える可能性を秘めた端末でもある。電子書籍リーダーアプリの「iBooks」や配信ストアの「iBookstore」などの電子書籍機能やサービスはiPadの大きな目玉(詳細はiPad特設ページ)。米国を中心に数百万台規模のヒットとなっているアマゾンの電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」の対抗馬としても注目を集めている。


「キンドル」の電子書籍について米アマゾンが発表したのは、印税を35%から70%に条件付きで引き上げるという衝撃的なものだった。著作者を囲い込む作戦とみられており、既存の出版社には脅威となりそうだ。
http://www.j-cast.com/2010/01/22058564.html


インターネット小売り大手の米アマゾン・ドット・コムは、全世界を対象に電子書籍端末「キンドル」向けの著作を自費出版する出版社や作家の募集を始めた。 米国内の出版社や作家に限って自費出版する仕組みはあったが、これを米国外にも拡大して仏語や独語にも対応する。対応言語も増やす考えだ。
アマゾンが展開するのは「デジタル・テキスト・プラットフォーム」。パソコンなどで作成した文書を投稿し、アマゾンが運営する書籍配信サイトを通じて全世界に販売できる。販売収入はアマゾンと出版社・著者が分け合う形となる。
アマゾンは2009年10月から日本を含む世界100カ国以上にキンドルの販売地域を広げており、自費出版の対象地域・言語も拡大する。


IDC Japanは11月26日、国内ソフトウェア開発市場の実態調査の結果を発表した。年収700万円未満の人が全体の72%を占めており、キャリアパスの見直しが迫られているという。
(中略)35歳以上の開発者が回答者全体の72%を占めており、「次世代のICT産業を担うべき若年層の育成が遅れている」とIDC Japanは指摘する。年収については、金融・保険業では中堅クラスのプロジェクトリーダー層の比率が高いため相対的に高い傾向にあるとした。
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「ずばり転職するならどの業界にいきたい?」
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急速に冷え込むIT人材市場 ・・・求人数半減[09,3/23]


11/13の行政刷新会議にて、「事実上の予算カット」となりましたが、ノーベル化学賞受賞者の野依氏やホリエモンが提言するなど、場外の議論が白熱しています。
今回は「スパコン予算カット」の賛成・反対意見を取りまとめて見ていきたいと思います。あなたは「予算縮減」賛成派?反対派?
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「事業仕分け」3日目…スパコン開発予算 、大幅に削減へ
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無償「Linux」で脱マイクロソフト…中古PC500台を再生利用
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日本色の付いた技術では もう世界で勝てない。
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新しいCMでは、「Windows 7にはもうVistaみたいな問題はない」と主張するパソコンくんに、Macくんが「前にもそんなこと聞いた気がする」とつっこみを入れる。
発売されたばかりのWindows 7に対抗して、米Appleが「Macくんとパソコンくん」の新作CMを公開した。

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「Windows 7」、国内で一斉に発売[09/10/22]
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中国で発売前に海賊版「ウィンドウズ7」出回る[09/10/18]

米マイクロソフトの新しいパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」が22日、国内で一斉に発売された。先代のOS「ビスタ」以来、約3年ぶりの新作。
動作が速く、「ネットブック」と呼ばれる小型で低価格のパソコンでも快適に扱える。売り上げが落ち込んでいるパソコン市場で、需要回復の起爆剤となるかが注目される。
ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)は記念イベントを開催。ビックカメラの宮嶋宏幸社長は「パソコン市場はここ数年厳しい状況が続いてきたが、これを機会に盛り上がってほしい」とパソコン需要の喚起に期待を示した。
ウィンドウズ7を搭載したパソコンを発売したソニーなど各メーカーの幹部も、画面を指で触って操作するなどの新機能に対応した新製品をアピールした。
家庭用「ホームプレミアム」のアップグレード版が発売記念価格で1万4699円。企業向けは9月1日に発売されており、今回は一般利用者向け。
ただ予約販売を実施していたこともあり、22日朝のビックカメラの購入希望者の列は数人だけ。21日午後7時から並んだという都内の男子大学生(23)は「記念に早く手に入れたかった。動作の速さに期待している」と話した。

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「10年に1度クラスのお祭り」――本気の盛り上がりをみせたWindows 7深夜販売
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「Windows 7」DSP版が販売開始! 深夜のアキバはお祭り騒ぎ


米マイクロソフトの最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」の発売を約1週間後に控え、偽物商品があふれる中国・上海の一角では、米アップルの携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」の偽造品などの横に、早くも海賊版「ウィンドウズ7」が並んでいる。
店員の1人は無地の白い箱にたくさん入ったディスクを指差し、「欲しいのはどのバージョン?英語版それとも中国語版?」と自慢げに聞いている。マイクロソフトがマーケティングに力を入れるウィンドウズ7の正規版は定価320ドル(約2万9000円)だが、中国では海賊版が20元(約270円)ですでに出回っている。

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早くもWindows 7の海賊版登場、そしてその反応は?
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フィリピンで Windows 7 が先行発売!?


大阪府箕面市は2009年10月14日,中古パソコン500台にLinuxを導入し,市内の全市立小中学校20校の職員室で再生利用すると発表した。目的はITコストの削減。導入に際してはアドバイスや技術指導を行う「サポーター企業」を募集する。
再利用する中古パソコンは,小中学校の実習用パソコンの入れ替えにともなって発生したもの。プロセッサとしては動作周波数1GHzのCeleronや 866MHzのPentium IIIなどを搭載している。OSはWindows 2000 Professional。Windows 2000はすでにメインストリーム・サポート期間は終了している。2010年6月30日に延長サポート期間も終了し,セキュリティ問題の修正も行われなくなる予定だ。
箕面市では,この中古パソコンに,教育向けのLinuxディストリビューション「edubuntu」を導入して再利用する。サーバーからOSをダウンロードして起動するネットワーク・ブート方式のシンクライアントとして使用する。ネットワーク・ブート方式にすることで,個々のクライアント・パソコンのOSをアップデートするなどの管理の手間を削減,またクライアントにデータを残さないことで情報漏えいなどの危険を軽減することを狙う。
再生パソコンは,市内の全市立小中学校20校の職員室に,事務用パソコンとして追加で設置する。「小中学校の職員向けパソコンはまだ1人1台体制にはなっておらず,また財政事情から新規のパソコン購入も難しくなっている。 Linux再生パソコンであれば,初期コストは従来の10分の1以下で,ゼロも可能」(箕面市 総務部 情報政策担当)。2010年1月から実際の導入作業を開始し,2010年4月から小中学校で利用を開始する予定だ。



先月、総務省のまとめた放送局の収支状況によれば、 地上波テレビ・ラジオ計195社の最終損益が大幅に減少し、初めて地上波局全体として赤字に転落した。この最大の原因は昨年からの急速な景気の落ち込みだが、これがV字型に回復すると見る向きは少ない。むしろ企業はこれをきっかけに、高コストのテレビ広告を見直し、インターネットにシフトする動きが出ている。
今年はインターネット広告費が新聞を抜いてテレビに次ぐと予想されているが、テレビ広告費のシェアは約28%と、まだインターネット(約10%)の 2.8倍ある(電通調べ)。しかし前者が前年比4%下がったのに対して、後者は年率2%ずつ増えているので、遅くとも10年以内に両者が逆転するだろう。つまり遠からず、インターネットは広告の売り上げベースでも最大のメディアになるのだ。



TBSとテレビ朝日が、グーグルの動画投稿サイト「ユーチューブ」でニュースなどを配信することが29日、明らかになった。
同日11時半より会見し、グーグルと「パートナー契約」を結ぶと発表する。
両社はそれぞれ、ユーチューブ上で専用のコーナーを開設し、一部番組を視聴できるようにする。両社はそれぞれ、自社サイト上で一部番組の配信を行っていたが、利用者数でユーチューブなど動画投稿サイトに大きく差をつけられていた。両社は今後、ユーチューブの視聴者を取り込むことで、ネット上での番組視聴者数を拡大したい考えだ。
テレビ局とネット企業の連携では、9月4日にフジテレビジョンと日本テレビがヤフー子会社のGyaO(ギャオ)に7%出資し、サイト上で両社の番組を閲覧できるようにすると発表していた。



サムスン電子の時価総額がグローバル情報技術(IT)最大手の米インテルを上回った。
韓国取引所と証券業界などが22日に明らかにしたところによると、サムスン電子の時価総額(各国証券取引所内総計、優先株含む)は同日終値ベース(1ドル=1203.80ウォンで換算、以下、時点別に当時レート適用)で、1102億4000万ドル(約11兆円)と集計された。
これに対し、インテルの時価総額は1093億8000万ドルと調査され、サムスン電子が8億6000万ドル高かった。
サムスン電子はこの日、前日比2万7000ウォン(約2047円)高の82万5000ウォンを記録。連日、過去最高値を更新している。
専門家らは、時価総額は市場が評価した上場企業の未来成長性と収益性を反映した価値で、グローバル市場参加者がそれだけ、サムスン電子の現在だけでなく未来を高く評価していることを示していると評価した。
金融危機直前の昨年9月のインテルとサムスン電子の時価総額はそれぞれ1269億ドルと761億ドルで、その差は508億ドルだった。大宇証券のソン・ジョンホ研究委員(IT担当)は、サムスン電子が時価総額でインテルを上回ったことは、グローバル金融危機を経て、企業価値が変わったことを示していると話した。



「YouTube」「ニコニコ動画」「GyaO」といった動画サイトで、私たちユーザーは多彩なコンテンツを楽しめる。ところが動画サイト側には、配信コストが膨大にかかるという大きな問題がある。無料公開で見られれば見られるほど、広告や有料購読料で経費を賄うのが難しくなり、赤字が増えてしまう状況だ。(勝間和代のITマーケットウォッチ)
世界最大のYouTubeは、赤字が4億7000万ドルにもなるとの試算がある。日本でも、ニコニコ動画は黒字化に悩み、GyaOも単独での運用をあきらめて、ヤフーの動画サービスと統合したうえでフジテレビジョンと日本テレビ放送網の出資を受けるかたちとなった。
では、動画サイトは無料、有料を問わず黒字化が可能なのだろうか。



140字以内で互いにささやき合うミニブログサービス 「Twitter(ツイッター)」 が、日本で本格的にブレークするかどうかが議論の的になっている。私も実際に使ってTwitterの可能性を強く感じたのだが、課題は3つあると考えている。
IT系の新しいテクノロジーやサービスが、「キャズム」すなわちアーリーアダプターからアーリーマジョリティーへの壁を越えるのは難しい。本当にキャズムを越えるのはごく一部であり、大半はその内側で忘れられてしまうのがこの分野の特徴だからである。
Twitterがどちらにいくのかは、ビジネス価値はもちろん、私たちユーザーがどれだけ時間やリソースを
割いていいのかという意味でも興味深い。果たして、Twitterは第2の 「セカンドライフ」 に終わるのか、
あるいは、一部の人が期待しているようにGoogle並みのインパクトをもたらすのか。
今回は、Twitterがブレークするための条件と、将来のビジネスへの活用方法を考察する。

